素敵な上司を持った部下の幸福よ

うちの会社では男女二人のペアになって仕事をしている。

上司、と呼んでいいのかよくわからないが、私のペアの男性社員 平たく言えばまあつまり上司だろう。

仕事の上では頼りになるし、人当たりも良いし、時には厳しく指導してくれる。何かにつけてご飯に連れ出してくれるし、社内でも周りからの信頼の厚い、そんな上司だ。そんなスーパー上司の恩恵をただひとりで燦々と浴びるように受けているのが、この私である。

今日は遅くまで残業を頑張っていたら、回らない寿司に連れて行ってもらった。

出、出〜〜〜!!カウンターのテーブルの上に大将が直接お寿司置奴〜!

テレビで見たことあるわ……

食べきれなかったお寿司は明日の豪華な朝ごはんになるだろう。

社内の他のペアを見て、私ばかりこんなにいい思いをしてよいのだろうかとふと思う。

とりあえず何も考えずに今日は幸福のまま寝る。今は年内で最も忙しい時期の真っ只中なので、明日も死ぬ気で仕事を頑張ろうと思う。

 

ああ。お腹いっぱい!

本当は私の失恋の話を書こうと思っていたのに。また今度にしようと思う。

満腹とは果たして本当に幸福なのかについて考え始めているがこれもまた今度にしようと思う。