わたしのなつやすみ

私の夏休み、終わっちゃったな…

PSPぼくのなつやすみを、冬の間からゆっくりプレイしていて、今日ようやくクリアした。
ぼくなつシリーズを一つもプレイしたことがなく、虫取りとか釣りとか、恐らくどうぶつの森みたいなのんびりほっこりカワイイ感じだろうと勝手に思ってずっと手を出さずにいた。しかしある時ネットで、「毎年夏になるとぼくなつをプレイする」と言う人を見掛け、興味が湧いてソフトを買ってみたのだ。
…完全に舐めていた。
これは子供向けのゲームではあるが、むしろ私のような、社会に出て色々なしがらみにとらわれつまらない大人になってしまった奴に深々と突き刺さるものがある。
シンプルで自由なゲームシステムと、田舎の美しい原風景に響く蝉の声、川のせせらぎ…田舎で過ごす、楽しい夏休みのなかに漂う寂寥感に、胸が締め付けられる思いだった。
クリアしてエンディングを見終えた時、ボクくん(主人公)の過ごした夏休みと自分自身の小学生時代の夏休みの記憶とがリンクして、ああ、あの夏休みにはこんな意味があったのだ、と、なんとなく分かった。大人になってから今ようやく、私の夏休みは完結したのだ。

恐らく何を言っているのか分からないと思うが、私も分からん。
それぞれのキャラも個性というか人間味があって、なんかもう全員好き。また夏が来たらもう一周はしようかと思う。

 

素敵な上司を持った部下の幸福よ

うちの会社では男女二人のペアになって仕事をしている。

上司、と呼んでいいのかよくわからないが、私のペアの男性社員 平たく言えばまあつまり上司だろう。

仕事の上では頼りになるし、人当たりも良いし、時には厳しく指導してくれる。何かにつけてご飯に連れ出してくれるし、社内でも周りからの信頼の厚い、そんな上司だ。そんなスーパー上司の恩恵をただひとりで燦々と浴びるように受けているのが、この私である。

今日は遅くまで残業を頑張っていたら、回らない寿司に連れて行ってもらった。

出、出〜〜〜!!カウンターのテーブルの上に大将が直接お寿司置奴〜!

テレビで見たことあるわ……

食べきれなかったお寿司は明日の豪華な朝ごはんになるだろう。

社内の他のペアを見て、私ばかりこんなにいい思いをしてよいのだろうかとふと思う。

とりあえず何も考えずに今日は幸福のまま寝る。今は年内で最も忙しい時期の真っ只中なので、明日も死ぬ気で仕事を頑張ろうと思う。

 

ああ。お腹いっぱい!

本当は私の失恋の話を書こうと思っていたのに。また今度にしようと思う。

満腹とは果たして本当に幸福なのかについて考え始めているがこれもまた今度にしようと思う。

幼少期の記憶とaiko

昔からaikoが好きという話。
恐らく私が小学生ぐらいの時だ。
FMでaikoのボーイフレンドがよく流れている時期があって、家族旅行の道中なんかに、父が運転する車内でボーッと聴いていた。
aikoの独特なリズム感と可愛い歌詞にハマって、「テトラポットの曲」として頭の中の好きな曲リストに登録したことをなんとなく覚えている。

私の両親は二人ともアウトドア好きで、しょっちゅう色々な場所に連れて行ってくれた。私は車に揺られながら、流れる外の景色を眺めるのが大好きで、そういうものを眺めながら、きれいだなあとひっそりと思っている子供だった。

だから、当時ボーッと聴いていた曲を聴くと、ぼやぼやと思い出せる。まだ暗い早朝から出発して、段々と明るくなっていく高速道路のわくわく感とか。旅行の帰りに寄った、夕焼けに照らされた知らない土地のコンビニの、なんだか良く分からない寂しさとか。沸き立つ夏の入道雲と真っ青な空の気持ち良さとか。

そんな小学生の頃の思い出と一緒に、aikoの曲が記憶されてる。
恋愛などに疎い純粋な小学生の私に、aikoの一途な恋する歌詞に共感できる訳が無く、私にとって共感する歌じゃなくて楽しい生活のBGMだった。
ここ数年で遅咲きながらようやく色恋を知って、今度は共感する歌として再びaikoにハマっているが、そんな訳でaikoは特別なのだ。かわいい歌だなあと思うのと同時に、私の幼い頃の美しい記憶をどこかに漂わせているのだ。

これがもう少し大きくなって中学生、高校生になる頃は、宇多田ヒカルにハマっていた。宇多田ヒカルを聴くと、その頃を思い出す。皆そういう、記憶のBGMとして特別なアーティストがいるのだろうか。

 

去年の中旬ごろからaiko熱が出てきて、2017年もしライブがあったら絶対行きたい・・・!と思っていたらなんと今年はライブハウスツアーだという!これは絶対チケット取りたいと思ったけど、ファンクラブ優先予約には1月中にファンクラブに入会しなければいけなかったらしい。なんてこった。少し高くてもいいから、チケキャンなどで買いたいと思う。

しかしこんなに有名になっても、ライブハウスでツアーをしてくれるなんて!大きいホールなどでやるライブもいいけど、やっぱり私は箱でやるオールスタンディングのライブのが楽しいなあと思う。ファンを大事にするその姿勢に、益々aikoを好きになってしまいます。

ブログ、再考

ある本によると、言葉とは他人に伝えるための手段であって、私もこうして何かを伝えようと言葉にしていることになる。

こうして文章を書こうとするとき、私の中にある情報を文章として意味が通るように整理するために、「これは書いても意味が伝わらないだろうから」という情報は削ぎ落としていく。

そうやって削ぎ落としたものこそ私が本当に記しておきたいものなんじゃないか。
そもそも何のためにブログを書き始めたんだっけ?節約の記録か!
節約は順調です。
とくになにを切り詰めているわけでも無いけど、大変な贅沢をしなければ普通に好きなように生きていけるもんだ。安月給でも、一人暮らしなら。

いや本当はそんな私の日常なんてくだらないものじゃなくて、もっと書いておきたいことがある…と、そんな気がしてきました。なにを食べたとかどこに行ったとか、書いておくことも必要なんだろうけど、何だかなあ。まあどうせこんな変なブログなど誰も見ちゃいないだろうし、好きなことを書けばいいじゃ無いか。

そんな、絶賛迷走中な私です。
今日は風邪が治らず行く予定だったスノボをドタキャンし、ひたすら寝ている所。

(個人的に)激動の2ヶ月

激動だったんですよ…

その激動っぷりを、熱心に綴っていたんですよ…

この…!!はてブロアプリが…!!

フリーズさえしなければ……!!

私の頑張りは一瞬で水の泡です。

仕方ない。

とりあえず、インフルかもしれないので今日はこれから内科へ行ってきます。

明日友達とスノボに行く予定なので、インフルだったら自粛せねばだ。

休日はだいたい引きこもり

椎名林檎が、なんとかっていう曲の冒頭で「好きな人や物が多すぎて 見放されてしまいそうだ」と勢いよく歌っている。
学生の頃聞いた時、そうそう そうなの。としみじみ同調したものです。多くと均等に向き合う事は難しいです。


最近、勉強しようと図書館で池上彰の本を借りてきたり、ブックオフで学問のすゝめを買ってきたりしたのですが、突然ゲーム熱が再発してメルカリやAmazonで気になるソフトを買い漁っています。勉強の息抜きにゲームをしようという考えでいたのですが、その中毒性を舐めていました。池上彰もそっちのけで、PSPメタルギアソリッドに熱中している今日この頃です。
編み物も全然進みませんし。友人を飲みに誘おうと思いつつも、つい先延ばしにしてしまう。
友情に甘えてます。多分、みんなそれぞれ元気にやっているのだろう。

あまり一人遊びが好きなのもよくないなあと思ってはいるのですが…外も寒くなってきたし。自宅にこもってこたつで休日を過ごすことが多い。恋人も仕事で忙しそうですし。

そんなことをもやもや考えています。
ああ、温泉に無心で浸かりたい。

私の「ちゃんとした」料理観の崩壊

一人暮らしを始めて、一年とちょっと経ちました。

友達も多い方ではないし、職場も年の離れた人しかいないので、外食の機会もそう多くありません。ということで積極的に自炊していて、料理の腕もまあ少しは上達してきたかなと思います。
実家暮らしの時は、料理なんてお弁当用にちょこっと作るぐらいで、きちんとした料理をしたことはありませんでした。
自炊始めたては本当にひどいもので、自分でもなんでこんなに美味しく無いものが出来上がるのか分からないという事態が多々ありました。油ぎとぎとだったり、味が濃すぎたり薄すぎたり、まあ今でもたまにありますが。

そんな料理初心者にも分かりやすく料理を教えてくれる、NHKの料理番組 きょうの料理 を毎回録画して見ています。あれはいいですね。結構見てて面白いし。…違います、NHKの回し者ではありません。
料理本もいいですけれど、やっぱり動画で実際に見るのが一番いい。なんでも目で見て覚えろ とよく言いますし。
あと、噂には聞いていたレミさんのぶっ飛び具合には、つい吹き出してしまいます。レミさんと後藤アナのコンビは、大変和む。和む料理番組です。

そうそのきょうの料理で、先日60周年記念の1時間生放送スペシャルがあったようで、毎回録画機能で勝手に録画されていました。後藤アナに谷原さんに、レミさんに土井先生という、こ、これが俺得というやつか!と思うキャスティングでした。

その終盤で、あの関西系の訛りのやさしい語り口で料理を教えてくれることでお馴染みの、料理家の土井先生が、「一汁一菜」を提唱していました。
普段の食事はご飯と具沢山のお味噌汁、これだけでいいんだ と。贅沢と質素のバランスが大事なんだと。
まあ詳しく本など読んだわけでは無く、その番組でちょこっと聞きかじっただけですが、そんなことを言っていました。
それを聞いて思い当たることがあり、確かにそれはいい!と、もう目から鱗のようでした。
私の場合、お味噌汁に白米に、主菜と副菜一品づつの一汁二菜がいつものスタイルです。しかし出来立てのアツアツを、冷めないうちに食べなきゃという思いから、どうしても焦って食べてしまうことが多い。よく無いとわかっていながらも、早食いしてしまうのです。常々、「冷めないうちに、なんて考えちゃうからあんまり味わえないなあ…」と考えていたところにこの土井先生のお話。
ご飯とお味噌汁、それと少しのお漬物があるそれだけで、品数が少ないから冷めないうちにあれもこれもと急がなくても、ゆっくり味わって食事をすることができる。すぐ簡単に作れるとか、節約できるとかそいうことも魅力だけどやっぱり、料理を味わって食べれるというのがいい。
早速明日から試してみようと思います。

男性の料理家で、実力も知名度もある土井先生が、こういうことを言ってくれるというのが本当にありがたいなあと感じました。丁寧で、料理を愛する姿勢が見てわかる土井先生ですから、レミさんが同じ事を言うのとはまた印象が全然違うだろうなと思います。決してレミさんが料理を愛してないと言う訳じゃありませんよ。
やっぱり、一汁一菜なんていうと、世間一般の常識的には、手抜きだと思ってしまうところが大きいでしょう。私も、手抜きはしないようにという道徳的観念から、主菜副菜と大体毎回作っていました。でも、作り込んだ料理だからとか、品数が多いから良いということでは無いですね。

ちょっと私のこの想いを書き表すには、文章力が追いついてないのでこの辺にしておきますが、とにかく、私は食事を楽しみたいのです。普段は一汁一菜で、時間に余裕があるときなんかに他の料理を作ればいいのかもしれない。そう思わせてくれました。
土井先生が先日出版した料理本、「一汁一菜でよいという提案」を一度読んでみたいと思います。