amazarashi 360° Live 10/15

昨日は楽しみにしていた、あまざらしのライブに行ってきました。

少し前にやったスターライト千分の一夜のライブの時と同じように、秋田さんが執筆した小説 虚無病の朗読を挟みながらの、物語に絡めた選曲でのライブでした。特に何も考えず 久しぶりのライブだあ〜楽しみ〜 ぐらいの気持ちで行ったら、冒頭から虚無病の映像が流れてびびった。

あまざらしのライブは、スタンディングでは観客全員棒立ちで、席指定だと全員着席してるのが基本になっているみたいです。私がライブに行き始めた4年前位からずっとそうだがそれより前はどうだったか知らない。

なんにせよ、虚無病の物語上の宗教布教映像を観客総員が身動きせず見つめる光景には、異様な不気味さを感じました。良い意味で恐ろしい演出です。

勿論、そういう陰気な暗い部分もあまざらしの一部として好きです。でも実のところは、底抜けに陰気で後ろ向きに見えて、芯の部分はとても前向きでいいヤツ  というのがあまざらしだと思っています。

 

そういう意味で今回のライブは、序盤の不穏で絶望的な状況から物語が始まって、徐々に光明が差して明るく前向きな雰囲気になっていく構成で、とてもあまざらしらしいものだったんじゃないかなと思うんです。

 

 

ただ、超個人的な感想を書きたいと思いますが…久しぶりのライブだったからか、席が悪かったのか、爆音すぎて耳がビリビリしました。段々慣れましたが序盤は、音もーちょい絞ってくれええと思いながら聴いてました。でもまあ爆音で生歌を聴けるのがライブってもんですよね。うんうん。

 

それと、虚無病という物語に沿ったライブ構成。物語の場面と曲がリンクしていて、特に穴を掘っているの曲導入部分は、この曲はまさかこの物語のための伏線だったというのか…!?と思うほど繋がっていました。映画を観ているような、綺麗にまとまったエンターテイメントだなと思います。しかしライブハウスで見る秋田さんの魂の叫びのような語りから曲に入る流れが好きだったので、そういった情熱的なものが今回はうまく伝わって来なかったような気がします。物語と映像を追うのに気を取られ、あまり歌が入って来なかったようにも思います。千分の一夜の時には、そんな事はなかったのですが、事前にホームページやらに載っていたストーリーを読んでいたからかも知れません。

 

だらだらと書いてますけど、つまりは今までのライブ程の感動が無かったのです。

多分、私自身が以前と変わってしまったんじゃないかなあ…それでイマイチあまざらしに共感出来なくなってしまったのかもしれない。暗い歌が好きだったけど、明るい歌が好きになってきた。

これが大人になるということか。

 

なんだかんだ言いつつも、次のライブも絶対行きたいです。

初心者によるガラス食器の金継②

〜銀を蒔く編〜

昨日あたりから、外の空気に冬の匂いがしてきました。こう、冷えた空気の匂いがして。ひとり冬到来の兆しを感じています。

さて、金継もとい、銀継の銀を蒔く作業です。

接着してから少し時間を置いたので、かなりしっかりとくっついています。銀継の本番、漆を塗り銀を蒔く作業ということで、道具類も配置して万全の態勢で挑みます。

筆は百均で購入した絵画用丸筆の一番細いやつを使いました。漆を塗るので、使い捨てです。前回接着剤を練った時に使った封筒の空いているところに、漆を少し出します。漆ってなかなかに臭いんですね。あとで乾き具合を見るいわばテストピースとして、同じ封筒に500円玉大に漆を塗っておきました。

早速、接着部分に沿って細く塗ろうとしたのですが、これがなかなか難しい。筆が柔らかすぎるのか、どうしても線が太くなる。接着の段階はめちゃめちゃきれいにできたのに、このふっとい線で台無しです。まあ初心者なので仕方ない、これも味かと思うことにして豪快に塗りました。

漆を乾燥させるためには、湿度の高い環境が必要だそうです。気温も低すぎるとダメだとか…漆って不思議ですね。

ということで、漆を乾燥させるための箱を用意。これもまた百均で購入した、コップを入れるのにちょうどいい大きさのCDケースと、その側面に濡れたティッシュを貼り付けておきました。これで湿度はバッチリ保たれるはずだ!

銀の蒔き時が来るまで、この簡易室にグラスをいれて待ちました。本によると、テストピースとして塗っておいた漆に息を吐きかけて、一瞬曇るようになったらそれが撒き時だという。

何度息を吐きかけたことだろう。

これが全く曇らない。

5分おきくらいにテストピースに向かってハーハーしていましたが、1時間ぐらい経っても変化がありません。これには困りました。仕方ないのでつまようじか何かでテストピースをツンツンしてみると、なんとなく固まってるような感じがして、あれっ!固まってるじゃん!焦 という感じで急いで銀を蒔く準備に取りかかりました。

銀粉を箔箸でつまみ、少しずつ粉筒に入れ、グラスに塗った漆の線めがけてとんとん銀粉を落とします。銀粉のまとまったものを見たときは、なんかあまり綺麗じゃないなあと思いましたが、グラスにはらはらと蒔かれた銀粉を見ると本当に綺麗に見えます。一通り蒔いたら、丸めた真綿で漆の周りの銀粉をささっと掃いて漆の上に乗せます。そして、真綿で線をぽんぽんと抑えて銀粉を定着させました。

この真綿がまたいい仕事をすること。

最初、真綿なんて持って無いわ!ティッシュで充分っしょ?とか思いましたが、真綿じゃなきゃダメですねこれは。この真綿の究極のふわふわが、半乾き状態の漆にダメージを与えず、いい感じに銀粉を蒔いてくれました。

全然綺麗に線を引けなかったけど、どうにか銀継の形になりました。

下手に擦って漆部分をダメにするのが怖いので、銀粉が散らばったまま簡易室に入れておきました。このまま1〜2日すると、とりあえずは水で流して大丈夫だそうな。その後ティッシュか何かで優しく水分を拭き取り、また一ヶ月ほど簡易室で乾燥させます。

完成したらまた写真をのせよう。

銀粉を蒔く作業が思いの外楽しかったです。銀粉もまだ残ってるし、他に割れた食器ないかな〜と考えたら、実家にしまってある新うるしで金継したコップを思い出しました。

あれの新うるしを除去して、本漆で銀継し直したいなあ。本漆がびっくりするほど余ってるし。まだ全容量の95%くらい残ってます。まあそれは今度で!

なぜか思い立って、蛭子さんの著書 くにとのつきあいかた を図書館で借りてきて読んでます。あの、クズとの呼び声高い蛭子さんです。この人の本は初めて読むけど、読みやすいエッセイになっていて結構面白いです。この前借りた世界の歴史第一巻は途中で疲れて全く読み進められずに返却してしまったけど、これは最後まで読めそう。

読書の秋、真っ只中ですね。

初心者によるガラス食器の金継①

初心者による金継〜接合編〜

友人からもらった食器を割ってしまった。

それも大変綺麗に、真っ二つに割れました。

いいガラスだからか割れた面に欠けた部分は無く、スパッと割れています。まるで刃物で切ったかのようです。

落として割らないようにと常日頃気を付けていたのですが、愚かな私はお湯が必要だからとこのグラスを電子レンジにかけ、できたお湯を使ってから空になった熱々のグラスを流しにおき、洗い物だと主張するように勢いよく水道水を張った瞬間にグラスがパキッと鳴った。ハッ!!割れたか!?とその場でグラスを凝視しても割れている様子は見受けられず、な、なんだ…とビクビクしながら手にとってみた瞬間に音もなくヒビが入り、ぱかっと二つに割れたのです。この私の愚行を、二度と繰り返すまいという思いで詳細に記しておく。

さて、本題に入りますが、これを噂の金継という日本の修復技術で直そうと思います。

何年か前に、上司の奥様に誕生日プレゼントで頂いたコップを割ってしまった事がある。その時、どうにかして直せないものかとググってみたところ金継というものを初めて知りました。

本物の漆は肌に付くとかぶれるけど、かぶれないし比較的安価な新うるしというものがある事も知り、その新うるしを使ってみました。新うるしは元々釣り具用の塗料で、食器に使うには安全性が保障されてないそうですが、まあ自分で使う用ですし。完全に乾かせばそう危険はないんじゃないかね〜という思いでした。(適当な個人的見解です)

しかし、実際その新うるしで修復したコップを職場で使っていると、熱いコーヒーなんかいれる度に新うるし特有の匂いがしてしまいまして。これが結構強い匂いなので、もう今は実家の食器棚にしまってあります。

そういう訳で今回は、本物の漆を使ってみようと思います。まずは楽天やアマゾンを駆使して道具と材料を集めました。それと図書館で初心者用金継本も借りて、満を持して今日作業に取りかかったのです。

元々グラスに金箔がちりばめられているので、金に金だとやかましいというか逆に下品になってしまうような・・・いやでもキンキラキンにさりげなくという感じでそれはそれでいいのか・・・と悩んだ末、今回は銀粉で継ぐことにしました。

本によると、ガラスの金継をする場合は接着面が透けて見えてしまうので、格好をつけるために金箔を挟むと良きかな とのこと。言われるがままに、両方の面にエポキシ接着剤を塗り塗りし、はみ出た接着剤を綿棒で素早く拭き取り、銀箔を大胆にふわっとのせて、丸めた真綿でぽんぽんして銀箔を定着させます。こんな感じです。

銀箔が切れ端的なお徳用のものだったので、なんだか随分散らかってみえます。やっぱケチらず普通の銀箔を買ったほうがよかったか…?

接着剤が落ち着いてきたかな〜というところで、片方の面の銀箔の上からまた接着剤を塗ります。そしてもう片方の面に位置を合わせながらくっつけます。私が使った接着剤は5分で固まるタイプのものなので、焦らずに指の腹で境目を感じながら位置を微調整しました。ぴったり合わさったら、接着剤が固まるまでしばらく待ちます。

ほ、ほんとにくっついてるんかいな、とビビりながらも持ち上げてみると固まったようです。銀箔がたっぷりとはみ出ているのと、ところどころ接着剤もはみ出ているので、なぜか元々持っていた金属製のヘラで丁寧にガリガリと取り除きました。この金属製のヘラが、鋭利過ぎず丈夫で大変使い勝手がよかったです。どこでいつ買ったのか不明ですがたぶんアマゾンでしょう。

本には彫刻刀か何かでガリガリしてアルコールで拭き取って下さいと書いてあるので、100均のウェッティで一生懸命拭き拭きしていたら随分きれいになりました。いい仕事したわ…!と自画自賛しましたが、まだこれからが本番です。

時間がなくなったので続きは明日に持ち越しです。

最近は仕事を頑張っているので、よく行く近所の温泉にひとり疲れを癒しにいってきました。温泉最高…!あっついお湯に使って体の芯までポカポカしてくると、やっぱり温泉って最高だな、と。感涙ものです。

映画クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険

とても頑張って文章を入力していたのに、なぜか途中であいほんがフリーズして、私の必死の執筆活動が振り出しに戻ってしまいました。何故でしょうか。世知辛い世の中です・・・

 

 

くやしいので、さっき書いた内容とは全く別のことを書こうと思います。

 

昔からクレヨンしんちゃんが好きで、単行本を集めてました。

何よりも映画が好きで、今の所映画版はほぼ観てます。

やっぱり一番有名なのは、実写映画化もした「アッパレ!戦国大合戦」でしょうか。「オトナ帝国」も有名ですね。あの二作は確かに感動の名作です。あれがあったからクレしん映画は泣けるという傾向になりましたよね。

ちょっとクレしんのことを語りだすと時間とスペースが足りなくなる程の熱いパッションを持っている私なので、詳しい話はまたおいおい書けたらいいかなと思います。

 

最近のクレしん映画はどうも面白くないなとどの辺りからかそう思い始めて、最新の二作だけまだ観ていなかったのですが、なんだか突然観たくなってきて昨日はサボテンのやつをレンタルで観てみました。(タイトルを忘れました)

いや〜それが普通に面白くって、クレしん映画も「ロボとーちゃん」からとうとう面白くなってきて復活したかなという印象です。

今年公開してた最新作も、映画館で観ればよかったかなと後悔しています。

そんな訳で今日はDVDで持っていた、結構昔の映画「ヘンダーランドの大冒険」を、もう何度目か分かりませんが久しぶりに観ました。最後のトランプ勝負からの流れが好きで何度見ても笑います。

面白いけど中盤結構ホラーですよね…しんちゃんがお風呂場でトッペマに、世界征服を企むマカオとジョマを一緒に倒して欲しいと頼まれるけど、しんちゃんの怖いもの知らずなイメージとは裏腹に、「怖いからやだ…」と言って一度断るんです。そんでそのあとの、トッペマの頼みを聞いて自分が戦うべきだと分かってはいるけど、でも不安だし怖いし、仕方ないよね・・・というしんちゃんの心の葛藤が描かれています。なんだか、「エヴァに乗れ」と碇司令に言われたシンジ君を思い出しました。

 

そんな投げやりな感想です。

私的に、ヘンダーランド ブタのヒヅメ 暗黒タマタマの3作がベストオブクレしん映画だと思っています。その中でもどれが一番かは、ここ何年も考えていますが答えが出ません。

今日はこの辺にしておきましょう。

読書の秋到来

わたしの場合一年中読書の季節ですけれど、それでもやっぱり涼しくなると読書が進みます。

最近は図書館で哲学の入門書を探しては借りて、休日家にこもって読んでいます。

そういえば昔から哲学的なことを考えるのが好きだったなあと、最近になって自分が哲学に興味がある事に気付きました。

 

いろいろ読んでみると面白いんですが、いきなりニーチェの入門書的なものを読んでみたら、アポロン的だとかディオニュソス的だとか全く意味が分かりません。はあ、なんですかそれはという調子です。

 

とりあえずいまは、中学生からの哲学という子ども向けの本から読み進めてみています。こちらの方が多少分かりやすいですけど、それでも今はまだなんとなくしか理解できません。頭が小学生並みなのでしょうか。

 

哲学というのが性に合ってるのか、よく分からないながらも面白いです。精進します。

飲み会チューズデイ

入社5年の私が、入社したてのおじさんと、そのペアの女性とお客さんとの飲み会に参加し飲み会後なぜかおじさんと2人で地元のキャバクラに行った話

お客様との懇親会という名の飲み会の後、入社仕立てのおじさんに地元のキャバクラへ連れられた24歳の梅雨。

私とおじさん対キャバ嬢2名。

お酒を注がれるがまま飲みまくり純粋だのこんな飲める女の子は居ないだの囃し立てられる私。

しかしどういう話の流れか全く聞いていなかったが、

おじさんが「頂いちゃっていいの?」とか言い出した。

私はすっかり、食べ物でも頼むのかと思い、どうぞどうぞと答えると

目の前で表情が固まるおじさん。

ここで一気に酔いが覚めました。

向かいにいたキャバ嬢2名がすかさずフォローして下さり、

「いやいや意味わかってないでしょ!お持ち帰りってことだよ!?

えーと、お持ち帰り、どう説明すればいいかな…」

なんて言葉を聞いた時点で、アこれ乗ったらあかんやつやとようやく気付き、

おじさんには、マジでやだ!!そういう意味か!!と嫌悪感丸出しの表情で叫びようやっと意思の疎通ができたようだ。

それにしてもありえん。

貴様のようなおじさんに持ち帰られてたまるか。

帰宅した途端、動揺が隠せず彼氏にライン電話を2回ほど誤爆してしまった。

飲みの席の冗談だとしても、いかんせん度が過ぎたセクハラだ。

モミモミしてあげようか?などとモーション付きで言われたことだって、

ベロンベロンに酔っ払ってると見せかけて完全に覚えてるもんね。

ボイスレコーダーを持っていなかったことが悔やまれるほどさ。

まあ私の優しさに免じてこの件は、今回だけは事務所の女性陣に言わないでおこう。

入社したてのおっさんやし…と、自分で自分を納得させておきました。

そんな不満たらたらのまま今日は寝る。

気持ち悪いことは、寝て忘れてしまうに限る。

三日坊主の家計簿録

家計簿を赤裸々に綴るブログを作ると決意して、そう時間は経っていませんが…早々にして飽きが来たようです。

三日坊主とはまさにこのこと。

 

ただ、文章を入力する用に、iPhoneBluetoothで接続できるコンパクトなキーボードを購入してしまったのです。

これを無駄にしないために、時間のあるときだけ更新しようと思います。

ブログタイトルを訂正しなければ。

 

割と広く浅い趣味を持っている私です。

旅行、温泉、映画鑑賞(主に洋画)、音楽、ピアノ、かぎ針編み、読書、料理、お菓子作り、 と挙げれば細々ときりがなく、趣味というには些か恐縮してしまいます。

最近は読書にお熱です。

現在読み進めているのは、ブックオフで108円で購入した「冷静と情熱のあいだ(青)/辻仁成」。この価格、さすがブックオフ様様です。

ここ1年でようやく恋だとか愛だとかについて考える機会ができたもので、この純粋で切ない愛の純文学がただただ胸に突き刺さるばかりです。後半に差し掛かってきてつい涙が流れてしまいました。

赤を読むのが楽しみです。

それにしてもこれは、もしや赤(女性目線ver)から読んだ方が良かったのではなかろうか・・・